第2回 アプリケーションコンテスト

第2回アプリケーションコンテスト運営 ブログ担当の鶴田です。

「ねくぶろ」の記念すべき第1号の執筆を任され幾分緊張しておりますが、先日行われた第2回アプリケーションコンテストについてレポートをしたいと思います。

■ アプリケーションコンテスト開催の経緯
ICT業界の技術は日進月歩であり、我々エンジニアは常に技術力の向上や新技術を取り入れる努力が求められています。普段から業務で使用している技術を磨くことはもちろん、これから発展して行くであろう最先端の技術をいち早く取り入れるとともに、より多く触れる機会を作ることで、お客様に最上のサービスを提供することが可能になると考え、アプリケーションコンテストを開催するに至りました。

■ アプリケーションコンテスト概要
第2回のアプリケーションコンテストでは、今後伸びそうな2つのプラットフォームに着目し作品を募集しました。

■Android部門
Androidは日々バージョンアップが行われ、新しくできるもことも増えています。また昨今のスマートフォン普及によりAndroidアプリケーションの開発案件の受注も増えています。そこで、今回は新しい開発手法や、開発ノウハウを蓄積を目的に「Android部門」を新設しました。

■HTML5部門
2008年のドラフト版発表以降、大手企業の公式ホームページなどで取り入れられているHTML5は、今後のWEBサービスには必須の技術になると思います。そのため公式版の発表前ではありますが、新技術を会得するために今回は「HTML5部門」を新設しました。

■ アプリケーションコンテスト当日の様子
第2回アプリケーションコンテストは全社員が集まる新年顔合わせの席で開催しました。今回エントリーされた10作品の作成者が実際にアプリケーションを動かしながらプレゼンを行い、会場では作品常時展示がされていました。新技術を利用した作品を直に触って評価ができるため興味から触っている方もいましたし、デバッグを熱心にする人もちらほら見受けられました。そこはやはり技術者のみなさんという感じで、新しい技術、要素に対して非常に興味を持っているようでした。

■ 選考方法
コンテストの選考は全社員による投票と、それを踏まえて運営委員会にて最終選考を行いました。投票は、アプリを実際に触ってみての実用性やアイディアなど様々な観点を元に得票方式で行いました。最終選考は社員の投票を元に、さらに完成度などを加味して最終的な順位としています。どのアプリも完成度が高く選考に非常に時間がかかりましたが、無事に優秀賞を2つと最優秀賞を1つに決めるに至りました。

■ 優秀作品の紹介
さて、ここでアプリケーションコンテスト優秀作品をご紹介いたします。

●最優秀賞:「KAO オセロ」(HTML5部門)
kao othello
※画像かリンクをクリックすると作品紹介ページが別ウインドウで開きます。

このアプリはルールは通常のオセロゲームですが、よりかわいらしくという思いで作られた作品です。選考理由は画像を一切用いることなくすべてキャンバス上に描画して、かわいらしく表現されているということが高く評価されました。

●優秀賞:「THE LIFE」(HTML5部門)

※画像かリンクをクリックすると作品紹介ページが別ウインドウで開きます。

独特の表現方法で作成されたこのアプリは、単純な操作ながら奥深いストーリがあり、ついつい時間を忘れて遊んでしまう作品です。選考理由は作成者の思いが全面的に出ている素晴らしい表現力が高く評価されました。

●優秀賞:「nexttool」(Android部門)

社内用として作成されたアプリはら今まで面倒だった勤怠情報の連絡をAndroid端末上でよりシンプルに行うことを目標として作成されました。選考理由は実用性がとても高く、シンプルでわかりやすいところが高く評価されました。

■ 第2回アプリケーションコンテストの総括
アプリケーションコンテストが第2回目の開催ということもあり、前回と比較して参加者が増えたこと、かつ、それぞれが独創性と創意工夫に満ちたレベルの高いエントリー作品が多数出品されたことからも、今後私たちが提供できるサービスの向上に繋がる非常に有意義なイベントになりました。

次回、第3回アプリケーションコンテストの開催を目指し、私のレポートを終えたいと思います。