第2回アプリケーションコンテスト 最優秀作品 「KAO オセロ」

第2回アプリケーションコンテストで最優秀賞を頂きました菅原です。

アプリケーションコンテストにエントリーした私の作品について紹介させて頂きます。

kao othello
※画像をクリックすると作品が別ウインドウで開きます。
HTML5対応ブラウザでご覧ください。

■ 作成の背景

誰もが触ったことのある「オセロ」というゲームをより新しいものにできないか。そういった思いでKAOオセロを作成しました。
当初は、新しいルールや機能を追加することを検討しましたが、すでに完成されているゲームに手を入れることによるゲームバランスの崩壊や、新ルールを理解するまでの時間等のリスクを考えた結果、UIにこだわることにしました。
幸いなことに「HTML5」ではUI面が非常に強化され、「canvas」という新しい要素も追加されていましたので、今回は誰しもが知っているゲームをよりかわいく、より使いやすく、より技術的に作るという目標に作成することにしました。

■ 3つの壁

いざアプリを作ろうとしてみると、さまざまな壁があることに気がつきました。

1つ目の壁はアルゴリズムでした。普段業務で使用している手法や考え方とは全く異なるものだったことや、業務ではあまり使用しないJavaScriptを用いたアプリだったため、知らないことが多く、一つずつ勉強しながらの作成となりました。結果として自分にとって新しい技術に触ることができ、非常に良い体験となりました。

2つ目の壁、それはデザインでした。今思えば実はこれが一番大きな壁だったと思います。「よりかわいらしく」が目標でしたが、実際にかわいらしい絵を描くというのが、万人に不快感を与えないデザインがいかに難しいかを痛感させられました。あれこれ試案しましたが一人で考えるには限界があったため、妹に感想をもらうことで問題を解決しました。

最後の壁は全社員の前でのプレゼンでした。普段の業務で人の前でプレゼンをする機会があまりなく、今回のアプリケーションコンテストで全社員に向けてのプレゼンをすることになり非常に緊張しました。しっかりと事前準備したおかげで無事にプレゼンをやり遂げることができました。

■ アプリについて

今回の「KAO オセロ」の最大のアピールポイントは何と言っても「表情の豊かさ」です。ゲームの形勢によりオセロの石が時には緊張感をもった表情をしたり、時にはにこやかな表情で楽しげな雰囲気を演出することができたと思います。また、ゲームを進めていき、連勝が続くとさらに新しい表情も出てきて、飽きなく楽しく続けられるゲームとなっています。