登山研修(3)-反省会

登山研修ブログ担当の松田です。新人研修の一環として行われた登山研修の様子を報告します。
今回の内容は以下のようになります。

・反省会の様子

■反省会の様子 

月日は流れ、8月3日に登山研修の反省会が行われました。

反省会では、当初自分たちが立てた計画がいざ実際に実行されたとき、
計画通りに事を運ぶことができたか否かをチェックするということでした。

反省会を始める前に、反省会で濱田先輩から登山研修の私たちの取り組みについて、
結果として1人脱落者が出た時点で今回の研修は『失敗』という評価を頂きました。

では、なぜ今回失敗してしまったのか・・・
私たちは次のようなことを振り返りながら話し合いました。

①登山のための準備(体力作りを含む)は万全だったか?
②タイムスケジュールに無理はなかったか?
③チーム活動に問題はなかったか?
④その他

①登山のための準備は万全だったのか?
登山前日までのスケジュールや各自の準備については大体できていた。
しかし、体力面や体調を整えるという観点では準備不足があった。
お弁当を持ってきていない人がいたが、遭難リスクについては考えていなかった。

②タイムスケジュールに無理はなかったか?
登山計画のタイムスケジュールについては概ね問題なかったが、
当日の登山の際にタイムキーパーがおらず、出発・到着時間管理をしていなかった。

③チーム活動に問題はなかったか?
全体的に速いペースで行程が進み、早い時間で行程を終えることはできたが、
先頭と最後尾の間隔が広がりすぎて、お互いの状況を把握しないままに行程が進んでいった。
体調が優れなくなった際に、メンバーに迷惑をかけたくなくてすぐに助けを求めることができず、
結果としてチームに迷惑をかけることになった。

④その他
登山をするに当日、スケジュールやメンバーの体調面等を全般的に見渡すリーダー役が不在だった
各自の役割を遂行するまでは良かったが、他の人がやっていることに無関心だった。
そのため、自分の担当領域を超えた部分に関して、誰も触れようとせず把握もしていなかった。
同じ役割を担っていたメンバーについても作業分担に偏りがあったにも関わらず、
互いに情報連携をしていなかったことから、最終的な成果物の情報共有ができなかった。

■反省会を通して感じたこと 
今回の反省会で、ただ単に山に登るという研修にこれだけのビジネス要素が詰まっている
ということに気づかされました。
今後仕事をしていく上で、この登山研修で得たものを一つでも生かせるように頑張って行きたいと思います。